仕事探しの真実はここにある
今回は、海外での仕事探しについて。
特にワーホリビザで来る方は仕事場によって自分の英語力が上がっていくか、はたまた下がってしまうかの岐路にもなるかもしれません。
そんな重要なポジションを占める準備段階である仕事探しは何が重要なのでしょう。
(ワーホリビザなので落とされました…)
ビザの種類も非常に重要!
留学をする時には、基本的にワーホリビザかスチューデントビザ、または観光ビザのいずれかですが、それぞれのビザには労働条件があり国によっても差があります。
例えば、オーストラリアではスチューデントビザの人は働く事ができますが、カナダでは働く事はできません。
またワーホリビザは1つの職場で6ヶ月までしか働けないのに対し、スチューデントビザはそれ以上働ける等、若干の差があります。
これは僕が、あるアパレル会社に応募して不採用だった際の、会社からのフィードバックです。
内容は、
「あなたはワーキングホリデービザですので、雇用主の希望には今回マッチしませんでした」
ときました。
そんな事言われても…と正直思いましたが笑
自分の経験不足や英語力で落とされるならまだしも、ビザの種類で不採用になってしまうとは全く想像していなかったので驚きました。
これは恐らく、6ヶ月しかいれないのだから雇う必要は無いということなのでしょう。
スチューデントビザは、ワーホリビザよりも週あたりに働ける時間が少ないので雇ってもらえない事が多いですが、「スチューデントビザは6ヶ月以上働けるからそっちを探している。」といった所も実際ありました。
(英語力次第で仕事をゲットできるは嘘?!)
英語力はひとまず気にしないでおこう!
よく仕事探しについて言われることが
「英語力に自信の無い方は、クリーナーやハウスキーパーなどの人と話さない仕事もあるので大丈夫!
英語力に自信のある方は、高時給のカフェなどで働けます!」
等の紹介文で、この様な内容からだとあたかも自分の英語力次第で仕事が決まってしまうと思ってしまいせんか?
僕も実際に来る前は、英語力で仕事が変わるなら沢山勉強してローカルのカフェで働くぞ!と意気込んでいました。
しかし残念な事に、現実は英語力だけで決まる様な簡単なものじゃありませんでした。
確かに英語力も重要な位置をしめているのですが、英語を学びに来ている人の英語力はネイティブスピーカーには敵いませんし、正直大した差は無いのです。
実際に仕事探しをしてみて分かったことは、英語力よりも経験や資格の方が大事なのです。
例えばこれは、あるローカルカフェの募集要項ですが 少なくとも2年のバリスタの経験
これが無いと履歴書の時点で弾かれてしまいます。
ほとんど全ての募集要項に、流暢な英語力と書かれていますが、それは面接まで辿り着かなければ、いくら英語力があっても披露することができないのです。
僕の場合は、メルボルンの学校でバリスタコースを修了し数件カフェでの実習プログラム等をこなしましたが、それでも経験は2ヶ月ちょっとしか無いですので、バリスタジョブとしては応募すらできないことが多いです。
(大抵のお店は1年~3年の経験を持つ人を雇いたいと要項に書いてあります)
よく忘れてしまいがちですが、仕事探しは日本人や他の国の人だけでなく現地のネイティブスピーカーもしています。
英語力等においてはスタートラインの時点で差ができてしまっているので、その差を埋める経験や資格がどうしても必要なのです。
まだ留学まで時間がある人や、あまり仕事の経験を持っていないという人は、自分が就いてみたい仕事を調べてみてどのようなスキルが必要なのかや、実際に似た仕事を経験してみる事もオススメします。
(仕事探しにおいて最も重要な事は?)
コネクションを大切にしよう!
前述した通り経験やスキルも重要ですが、経験は満たしているはずなのに仕事が手に入らない…という時期も出てくると思います。
特に外国は日本と異なり、冬の時期に仕事が手に入らないと言われています。
寒いので皆外に出たがらないから店が忙しくならないかららしいですが本当なのかどうか笑
そんな冬の時期や、お店側もスタッフが充分に足りていたりするといくら経験があっても店側からすると雇えませんよね。
スタッフに欠員がある場合や、もっと人がほしい等の情報はネット上にすぐ出回らない事もあります。
そんな有力な情報を手に入れる事ができるのはそこで働いているスタッフから。
友達から「今うちのお店人足りなくて困っているんだけど、興味ない?」と言われることもあるだろうし
常連客になったら 「今仕事探しているんだけど、雇ったりしてない?」と気軽に尋ねることができますよね。
繋がりを大切にして頻繁に仕事について尋ねてみる 事が1番仕事を手にするうえで簡単かつ効率的方法です。
僕の周りにも友達から紹介してもらったという人が多数いて、友達の友達という事で会社側も信頼しやすい所に強みがあります。
まぁそうは言っても、スタッフに空きが出なかったりしたら結局働けないですし、むしろ仕事応募一発目のところがちょうどスタッフを探してたなんて事もありますので
自分の運もなかなか重要です、そしてチャンスを掴むための熱意としつこさ。
1度落ちてしまっても、もう1回聞いてみたり
研修だけでもいいから自分の働きっぷりを見てくれ!とか。
ちなみに1度オーストラリア人の先生に
仕事探しは平均で2ヶ月はかかる、すぐに仕事が見つかる人はかなりラッキーだよ。
と言われました。
正直1週間仕事探しをするのですら精神的に疲れたり、憂鬱になったりします…
しかし高い山は登った後の方が気持ちいい!
これから仕事探しをする方や、している方はコツコツと頑張ってください!