ワーホリ大学生の日常

オーストラリアにでワーホリしてる日本の大学生 日本では感じれない他国の文化や留学の情報などなどなど

ホームステイの理想と現実。

 

留学を考えている人は1度は耳にしたことのあるホームステイ。

ホームステイっていうと、ファミリーと仲良くなって一緒に出かけたり、週末はBBQなんかして、夜は皆でテレビ見ながら文化や生活体験!!と思い浮かべる人も多いと思います。

 

しかし現実はこんなに華やかなものじゃないんです。

 

僕もホームステイをする前はめっちゃ楽しいものだと思ってて、ファミリーとどんな会話しようとか、ファミリーの趣味について色々調べたり (ファミリーの基本情報は出発1週間前くらいに送られてくるので趣味とか載ってたりします)

 

しかし、僕が過ごしたファミリーは最悪でした…… どれくらい最悪かというと、ファミリーを変更する程。

 

一体、夢溢れるホームステイに何が起こったのでしょうか。 

 

 

まるで簡易刑務所のような不自由暮らし

 

まずホストファミリーと住むにあたって、そのファミリー独自のハウスルールというものが存在します。

例えば僕の最初のファミリーは

 

  1. 朝、昼、夜ご飯の時間は決まってるのでその時間内に食べなければいけない
  2. シャワーを浴びるなら夜の8時半まで、それ以降は入れない尚且つシャワー時間は5分以内 (シャワー時間が5分以内の家はほとんどです。都市によって異なりますが水道代が高かったりするため)
  3. 洗濯は週に1回
  4. WiFiは週に10$の使用料を払う
  5. 子供が寝るので夜の電話はできない

 

こんな感じでした。ファミリーに混ざって生活をするのでルールを守らなければいけないのは当然のことではあります。

 

 

しかし、僕のファミリーは家族ぐるみで非常に冷たい家族だったんです…

 

1番ひどいと思った事は、そもそも英語を喋る、家族と会話をする機会がほとんど無いこと。 これは本当に嫌でした。

英語を話せるようになろうと思って留学に来ているのに、そもそも家族が話す機会すらまともにくれないこと。

何度も何度も挑戦しました、何でもいいからとにかく話しかけようと、夕食の時など。

 

しかし、夕食時はなぜか初日から家族と2席分離された所で僕の夕食はセッティングされていて、まだ食べているのに家族は皆ササッと食べて何も言わずに自分達の部屋に戻っていく。

何回もほとんど1人で夕食を食べた時があります、家族はこの家にいるのに。

 

そして僕が食べ終わって自分の部屋に戻った途端、家族は皆部屋から出てきてリビングルームで大音量映画鑑賞。

こっちが少し電話をしていたら、うるさいと言われるのにも関わらずお構いなし。

さすがにこのままではいけないと思い、リビングルームに行き「一緒に映画見ていい?」と聞くと「もう部屋に戻って明日に備えた方がいいよ」 

さすがにこれには耐えきれなかったのでほとんど夕食が終わったら部屋で過ごすか、友達と街で遊んで遅く帰るかの日々でした

 

もしかしたら嫌われてるのかなと思って自己嫌悪にも陥ったし、自分のせいにもしましたが、ある日ブラジル人の留学生がホームステイにやって来て、2~3週間後に相談をされたのです。

「ここは刑務所みたいだ、家族は冷たいし、目を見て話してもくれない。朝なんかうるさいからキッチンを歩かないでくれって言われたよ。早くこんな所出たい。」

ここで僕の気持ちが変わりました。

この家族に問題があったんだ、自分が嫌われてるわけではないんだと。

 

 

家族の一員になって過ごす難しさ

 

そこで僕は次の日すぐさま留学エージェントに行き、ファミリーを変えてくれと頼みました。

こんな所にいても時間の無駄だ、金の無駄だ。

 

その結果今は、リタイアした一人暮らしのホストマザーの所に住んでいます。

家は遠いですが、犬も2匹いて、ランチも持たせてくれ何よりも優しいです。

沢山話してくれて、ルールは無いから自由に家を使ってねと言ってくれて快適でタメになる生活を送っています。

 

 

ホストファミリーの月の費用はおよそ11万円

更にほとんどがシティから遠く離れた郊外という事が多いです。

 

ばか高いお金をかけて、朝は早起きして片道1時間半ほどかけ、生活しにくい家に住む事は非常に苦痛です。

 

そしてホームステイに関して学校の友人に聞きまくりました。お前のホームステイ先どう?と。

すると返ってくる答えのほとんどが早く出ていきたいや、期間を短くすればよかった等です。

よく当たり外れという言葉をホームステイに使いますが、当たりのホームステイ先はそうそう無いみたいです。

 

 

ホームステイで気をつけたいこと6選

 

留学の1歩を踏み出し、慣れない環境の中でどのように生活していくか、ホームステイというのは非常に重要なポジションを占めていると思います。

 

そこでホームステイを始めるか迷っている方への念頭に置いてほしい6点をお伝えします。

 

 

  1. ホームステイは外れが多い
  2. 費用が高く、割に合わない部分も多い
  3. ホームステイは1ヶ月で基本的に十分、1ヶ月以上は長いと思った方がいい
  4. ファミリーが合わなかったらすぐに変えた方がいい
  5. 正直、その国の家庭文化を学ぶのは1週間もあれば十分
  6. ホームステイは基本的にお金目的の家庭が運営している

 

です。あまりポジティブな面は無い気がします(笑)

 

 

しかしこれも全て、そのファミリーや自分次第によるところもあります。

だから一概には勿論言うことはできませんが、人によっては一生の仲になったり、素晴らしい経験を味わえたりする所もあるので、ホームステイをする際は自分で家族を見極めて過ごして行く事が大切です。

 

ただ僕はオススメしません。(笑)